[日記] TGSへいってきたよ


業者日1日目に参加してきた人たちの声を聞くと、「今年のゲームショーは見るものがない」ってのが総合的な感想らしい

実際に回ってきて、やっぱり「見るべきものはなかった」って感想になってしまうのも癪なんで、見るべきものはきちんと見てこようと心に決めて、会場入りしたのでした


海浜幕張の改札を*出る前*に立っていたのは、カプコンの「CreaterHunter」のチラシを持った、色気むんむんのおねぇさん

まぁ、名前からしてわかるように人材募集の為の広告です(残念、チラシもらいそこねた)

確かに、業者日には開発者が参加していることも多いはずなんで、もっともな広告展開ですね

後でわかったのですが、どうやら海浜幕張の駅のいたるところに、この「CreaterHunter」の広告が貼ってあったみたい

内容はモンハンの世界観をパロったもので、適当に流してみても5種類ぐらいの広告が貼られていた

たしか、

みたいな感じで、開発現場の状況をおもしろおかしく書いていたと思う

...帰り際の、エスカレータの上で気づいたんで、あまり詳しく見られなかったんだけど、もうちょっとちゃんと読みたかったなぁ

しかし、一般公開日にも、あのおねぇちゃんは立っていたんだろうか?


ネットなんかでも結構画像があがっていたけど、会場前には「ノートンファイター」のでかい人形が置かれていた

時間帯によっては、ノートンファイターショーが見られたらしいけど、私が通ったときには何もやっていなかった(残念)

言うまでもなく、ネットゲームユーザに対しての広告展開なんだけれども、ゲームショーにウイルス駆除ソフトの広告展開がここまで大きく入るってのは、時代なんだろうなぁと思う

コンソールはもとより、家庭用移動機、PC、オンライン、携帯電話とゲームも活躍の場をずいぶんと広げているもんだ


なんとなくエントランスの写真

ま、一応わかりやすいんで...


入り口に近いブースから回っていったので、まずは「SNKプレイモア」から

おねぇさんの制服は結構お気に入り

押していたのは、"ザ・キング・オブ・ファイターズ トゥエルブ"と"キミの勇者"だったと思う

KoFは、食指が歴代シリーズ的になぜか食指が動かないので、「ふぅ〜ん、けっこうぬるぬる動いてるね」程度の感想しかない

"ADK魂"とか"サムライスピリッツ6番"とかは、当時のファンにはそれなりに歓迎されるんだろうけど...


全体的に黒のユニフォームをだらしなく着ている印象があった、「コーエー」のおねえぇさんたち

...会場間もないのに疲れた感じが漂っていたんだけれども、一般日大丈夫なのかしら

そんなおねぇさんたちからクリアフォルダーが手渡されたんだけれども、そこには"DoE"のかすみとかパチスロの"スーパーブラックジャック"のリオがっ!!
(ついでに、"影牢2"のアリシアの姿もあって、いやそれだったら"零"からキャラクター持ってきた方がいいんじゃね?とか...)
((追って書き) さすがに、アリシアって名前は出てこなかったんで、ネットで調べちまったよ)

ニュースでは知っていたけれども、軽く衝撃を受けてしまいました


コーエー」も一ユーザとしては、食指が動かないメーカなんだよな...

ファミ通の記事を読んで、少し気になっていた"采配のゆくえ"を5分ぐらいならんでプレイ

コーエー逆転裁判なのね

キャラクターデザインが垢抜けていて、コーエーっぽくない感じの出来になっていると思う
(よく知らんけど、ω-Forceって内部の開発チームなんすか?)

爆発的にヒットするかはわからんけど、それなりにはヒットすると思う

企画からってよりも、リサーチから生まれたような作品だと思っているんだけれども、こういうことを臆面もなくやってヒットさせることが出来るってのは企業が生き残るのには必要なことなんだろうなぁ等と...

この手のゲームは、開発パイプラインを整えてから開発を進めて、なんどか開発ラインを回して投資の回収ってサイクルを考えやすいはずなんで、多分続編の構想がすでにあるんだろうなぁ


なぜか、みんな金髪のカツラをかぶって、近未来な感じをだそうとしていた「フロム・ソフトウェア

この、中途半端な近未来感は、"meet-me"のイメージなんだろうか?

...なんかちょっと間違えている気がする

おねぇさんは、かわいいと思うんで、黒髪で勝負していただきたかったところです

ブースの一押しは、"天誅4"と"meet-me"だと思うんだけど、いまいち垢抜けない

ま、そんな感じもフロムっぽいっちゃぽいのかもしれない

ブースの隅に置かれていた"己の信ずる道をゆけ"は、忍者が分身の術を駆使しながらフロアに設定されたパズルを解いていくPSP用ゲーム

題材はおもしろいと思うんだけれども...

なんとなく、開発チームが「自分たちで好きに作りたいんだっ」って言いながら企画を通したようなイメージがあるんだけれども、ちょっとマイナー感が漂っていた気がする

...このままじゃ、売れないんだろうなぁ

市場に出るときには、おもしろくなっているのか、開発中止になるのか、そのまま進めちゃうのか、この先が気になるゲームです

XBox360 のブースにはかわいい女の子が多かったと思う

...反面、結構ベテラン風の方もいて...

結局、パイが多い方が上位のレベルが上がるってことなのか?

スクエニがソフトの供給を始めて、遊べるゲームの幅がようやく揃ったってかんじなんですかね?

FPSありの、アクションありの、RPGありの、対戦格闘ありの、カジュアルゲームありの、シューティングありの...

あとは、パーティーゲームと、シミュレーションにぱっとしたところが欲しいところだと思うんだけれども

360は、ユーザ的にもハードの性能的にもRSTはいけてると思うんだけれども、どうなんすかね?

ブース内で、目を引いたのは

  • ラストレムナント(個人的な期待が大きすぎたか?)
  • バイオニックコマンド((一般的になりがちな)絵に個性があってよかった)
  • ベヨネッタ((トレーラ)キレてる世界観にユーザどこまでつくのか見物)

って感じ

スト4は、思ったよりもプレイしている人が少なかったなぁ
時代なんですかね?

お次は「EA」

結構、おとなしい感じのおねぇさんが多かったのは、制服にあわせたからなのか、担当の方の趣味なのか...

ブースの面積はそれなりにあったと思うんだけれども、全体的に暗い感じの印象になっていたと思う

...ブースには、やっぱり華がないと

ぼくとシムのまち キングダム」は、EA版ぶつ森

あんまりブースの中を見ていないから、無理して何かを書かないことにする


カプコン」の制服は、モンハンを意識しているんでしょうね...

モンハン3は、業者日にもかかわらず240分待ちでした

横から画面だけ覗いてきたんだけれども、wiiってこんな絵が出せるんだとちょっと驚いた

ネット情報から、クラッシックコントローラー対応って話を聞いたんだけれども、何だかなぁと...

PS3の中の人は、さぞ悔しかろうに

スト4は、相変わらずあんまり人がついていなかった(10分待ち)

まぁ、アーケード移植だしね

ブースの作りも、おねぇさんの制服も、少し堅い感じがするスクエニ

少し派手目のおねぇさんもいて、写真を撮らせてもらおうと思ったんだけれども、忙しそうなんで断念

スクエニに限った話じゃないんだけれども、ブースに1〜2人ぐらいはおさげのおねぇさんがいたんだけど、なぜか「おさげ = 写真をお願いするチャンスがある = 暇」って感じで、ショーではおさげの人気は低いんじゃないかと思った

肝心のゲームの方は...

ヴァルキリープロファイル/スターオーシャンのスペースが結構大きくて、旧Enix群(ちうか、トライエース)ががんばっているなぁという印象を受けた

"FINAL FANTASY CRYSTAL CHRONICLE Echoes of Time"は、wii/DSで同内容のゲームが遊べる(しかも連携可能)って意欲作(ファミ通で情報既出だけど)

DSの画面が結構がんばってた


なんかでかくなったなぁという感じの「ディースリーパブリッシャー」

ブースはでかいし、おねぇさんの数も多かったのに、全然人が寄りついていなかった

ドラマにもなった「ガリレオ」をDSのアドベンチャーにしたってのは、キャッチーだと思うんだけれども、ゲームに馴染みの薄いユーザがこれを手にして、アドベンチャーゲームの基準としてゲームを評価するかと思うと、ちと心配

オズの魔法使いを題材とした、「RIZ-ZOAWD(リゾード)」はちょっと期待していたんだけれども、イマイチ

金かけてるんだろうから、もっとがんばって欲しいんだけど...

ブースをぶらりと一周してみると「THE 秘境探検隊」ってゲームがあったんで、タイトルにつられてプレイしてみた

...まぁ、なにも言うまい

携帯電話でゲームを遊ぶのはもはや普通の光景なんだろうなぁ...

セガの「バーチャロン」は、画面の再現性はいまいちだけれども、通信対戦がまともに成り立っているってのはすごいと思った

...とはいえ、携帯電話でこれらのアクション性が高いゲームを遊びたいかって言われれば疑問だよな

ブースをぐるりと回って、

  • 携帯電話向けの3Dエンジンは、作るところは作っちゃってるでしょ
  • もっと携帯電話ってデバイスにマッチしたゲームが作られないと駄目だな

ってことを感じた

何故か写真は、docomoブースのハドソンのおねぇさん

ハドソンブースのおねぇさんは別の衣装を着ていた

ブースの一押しは、「はたらくヒト」だと思う

他には、「桃鉄20周年」とか「カスタムバトラー ボンバーマン」なんかが置かれていた

ハドソンは、iPhoneを筆頭にダウンロードビジネス中心にビジネスモデルを変化させようとしているんで、今後の展開が非常に興味深い

個人的には、ダウンロードビジネス中心に事業を進めるのは良い考えだと思うけど、本当に成功するかは難しいところだと思う

長期的に見れば、パッケージ中心からダウンロード中心になるのは確実だろうと思うんだけど、その転換期のタイミングが難しいんだろな

今のハドソンの決断が成功に終わるのか、失敗するのかは、わからないけれども、この時期に「うちはダウンロードビジネスに注力します」って決断できる企業は強いと思う
(逆に、決断せざるを得ないような状況だったんだろうけど...)



「竜が如く3」専用ブースの前の写真

シャンパングラスに、カリスマキャバ嬢

ブースの入り口は、さながら本物のキャバクラの様な入り口になっていて、前には各種有名人からの花が飾られていた

...私は、シリーズ未プレイなんだけど、ここまで世間に認知されているタイトルなんだなぁと改めて驚いた


さて、気を取り直して「セガ

...なんとなく、ベテランのおねぇさまばかりが並んでいたような気が...

「LET's TAP」の試遊技台の前にいたおねぇさんは、かなりレベルが高いと思ったんだけれども、それなりに人が並んでいて2台しか試遊技台が用意されていなかったこともあって、写真を撮らせてもらうどころの話ではなかった(...残念)


「LET's TAP」は、中 祐司さんがセガから独立して作ったプロペって会社のwii向けパーティーゲーム

コントローラーを堅い箱の上において、箱を叩いて遊ぶゲーム

今回のゲームショーでは、一番注目すべきゲームだと思った

ネットにもかなりの情報が上がっているので、気になる方はチェックしておいて損はない思う


なんとなく清潔感のある感じの「コナミ

"とんがりぼうしと魔法の365日"は、コナミぶつ森

...EAの時にも同じようなことを書いたってことは、みなさんかなり悔しいようですね

ぶつ森は、完成されているんで"とんがりぼうし"も"シムの街"も昇華が足りない様な気がするんだよな


なんかすでに、一大メーカーの雰囲気が漂う「レベルファイブ」のブース

ちょっと派手目のおねぇさんが多かったような気がする...

後ろに見えているのは、新ハード"ROID"の変形後の姿

かなり、精密に作られていたのね

レベルファイブの快進撃はすごいことだとは思うんだけれども、ソフトのラインナップ的は個人的にはいまいち

"レイトン"とか"イナズマイレブン"とか"二ノ国"とかを見てると、売り方がうまいよなぁって感心する

ゲーム性も、作り込みもしっかりしているし、売り方もうまいから、たぶんもっと大きな企業になるんだろうなぁと思う

個人的には、"ダンボール戦機"と"うしろ"の今後に注目です
(どちらも、展示物のみの出展)


auパワプロブースのおねぇさん

docomoの場合、docomoのおねぇさんとゲームメーカーのおねぇさんは別の衣装を着ていたんだけれども、auは統一された衣装を着ていたのが印象的だった

"パワプロ"ブースのおねぇさんは、野球帽のような帽子をかぶって、"桃鉄"ブースの前のおねぇさんは、車掌さんの帽子をかぶって...感じ

softbankの出展はなかったようなので、携帯電話ゲーム市場は docomoauが残ったって感じなのか?

ブースの作りは、auの方が明るくて好印象だった


衣装は、黒と白の二種類あったようだけれども、写真を撮らせてくれるような隙があるおねぇさんがあまりいなくてかなり困った
(おそらく、黒がPS3ブース、白がPSPブースという区分けなんだと思われる)

仕方がないので、"パタポン2"の試遊技台の前に立っているおねぇさんに無理をいって写真を撮らせてもらった

(..."パタポン2"は撮影禁止だから、こちらの方で...といってわざわざ移動してもらったのにはさすがに恐縮)


"すりーさん"には申し訳ないけれども、やはり元気があるのはPSP側のブースだった

とはいえ、"パタポン2"と"勇者のくせになまいきだor2"が全面にでているのは、いかがなものかと...

モンハン人気でPSPが売れたのは事実として受け止める必要があるんだろうけれども、"パタポン"とか"勇なま"のようなコンテンツを排出できるからこそのSCEだと思うんだけれども、この勢いをもう少し生かしたゲームが欲しいところなんだろうな

取り扱いは小さかったけれども、一角にあった PlayStation Store のコーナーは、結構みものだった

物理演算を取り入れたパズルゲーム(?)の"ゴミ箱"とか、コミカル対戦アクションの"ラグドールカンフー"なんかがダウンロード販売専用タイトルとして並んでいた

...もうすこしダウンロード専売タイトルが増えて、ダウンロード市場が活発になってくるとおもしろくなってくると思うんだけれども...

「モバゲー」のブースのおねぇさん

ブース自体には、「レイトン」の携帯版ってモバゲーからリリースなんだとか、「シレン」の携帯版(以下略)ってぐらいの価値しかないと思う

いままで興味なかったけど、DeNAの資本関係とかちょっと調べてみようかと思った

ぶっちゃけ、帰ろうと思って出口から会場を一通り見回してみたら、「テクモ」ブースに回っていなかったことに気がついて急いで回ってきただけだから、何にも覚えていません
(しかも、メモすら残ってないの(^^;;;)

写真では、おねぇさんの赤い上着が濃く映っているけど、実際には結構すけすけでエロかった気がする

○ 総評

他にも、細かなところを見て回ったりしてたけれども、きりがないから主要メーカーのまとめだけで...


回ったのが、次の16社

そのうち、

の上記10社のおねぇさんが、おへそをだしていました

10/16なんで、62.5%のメーカーのおねぇさん達がおへそを出しているという驚異の数字が得られました

...経済では、「不況の時にはミニスカートが流行る」という話もあるようなんで、「おへそをだしたおねぇさんたちが
多い年には、見るべきものが(ry」


○ 総評(追って書き)

とにかく、目新しいゲームがなかったってことを感じた

本文中には出てこなかったけれども、マーベラスの「朧村正」とか、DS版「ケツイ」とかXBox360版「首領蜂 大往生 ブラックレーベル」とか「スト4」とか見ていて、時代は完全に変わったんだなぁということを感じた
(どれも個人的には要チェックなタイトルだけれども、戦略タイトルとして成り立たせるのは難しいと感じた)

懐古主義って訳じゃないけれども、昔のゲームには求道的な要素が多かったと思うんだけれども、最近のゲームには
あまり求められていないんじゃないかと...

とはいえ、アミューズメントに必要なのは、多様性だと思うんで、今売れているものをってのが重要なんじゃなくって、
自分たちがどの部分に対して、どのような手段でアプローチを取っていくのかということを明確にするのが
重要になってくると感じた