ファンクタ

本日は、とある設計の基礎部分に取り入れる予定のファンクタの実験実装を行った.

我ながらわりとと良い出来.

実装に満足したので、同僚に「こりゃええわい.次の設計ではこれを基礎として取り込もうと思ってるんだよね」なんて話をしながら、ソースコードを読ませてみたら、反応がイマイチで残念...

そのままだと不完全燃焼なんで、何故ファンクタを採用すると嬉しいのかって事を説明してみたりした.

馴染みのない概念に拒絶反応を示すのはわかるが、ちと勉強不足なんでないのかと思ってみたり...

なんとなくこの感覚は、ポール・グレアムの語る"「ほげ言語」のパラドックス"に似ている.

どの言語が一番強力なのか、という問いかけに対して

彼にとっては「ほげ」で十分なのだ.なぜなら彼は「ほげ」で考えているから.

というやつだ.

無駄に終わるときも多いかもしれないけれども、自分の思考が"従来の手法"固まり過ぎてしまわないように、ある程度は知識を広げる活動を行っていかねば...


ハッカーと画家 コンピュータ時代の創造者たち

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