理系のための口頭発表術
暇つぶしにネットの海を漂っていたら、どこかで誰かが「こいつは良書だっ」って紹介しているのを読んで、なんとなくぽちっとした本です。
理系って訳じゃないけど、最近やたらと(年度末だからか?)成果発表とか提案書の発表だとか、新規企画のプレゼンだとかをやらされたり、(発表の)戦略を練っていたりするんで、なにか新しい発見があるかなぁと...
タイトルには「理系のための」とついているけれども、理系ではなくてもなんらかの発表を人前でしなければいけないけど自信がないとか、どうやっていいのかわからないって人は、目を通しておいても損はないかと思いました
資料の作り方から、発表前の心構え、発表中の注意点や、質疑応答時の態度まで、細かなところまで説明されているのはとても好感が持てます。
本文の多くの内容は、何回か人前で発表をしたことがある人であれば、自然に気がついたり、感じ取ったりすることだと思いますが、すべての内容に気をつかって発表に望める人は少ないと思うんですよね。
なんで、時々自分の発表を見つめ直しながら、ぱらぱらと読むと効果がありそうな気がしました。
この本を手に取ったからと言って、劇的に口頭発表がうまくなる訳じゃないんだろうけど、何回か繰り返しながら自分の中で昇華させていく必要があるわけだと思うんです。
理系のための口頭発表術―聴衆を魅了する20の原則 (ブルーバックス)
- 作者: R.H.R.アンホルト,鈴木炎,I.S.リー
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2008/01/22
- メディア: 新書
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