samba設定のまとめ

前回、仮想環境にsambaをインストールしてみたら、共有フォルダへのゲストログインが行えないなんてことで迷っていました。

以前にもやっていたことなんだけれども、うまくまとめられていなかったようなので、再度sambaの設定のまとめをしておくことにします。

インストールは、apt-getするだけなんで省略。

インストール後にまず行うのは、sambaを利用するユーザの設定。
rootになってから以下を実行する。

# smbpasswd ${user_name}

問題なのは、smb.confに書き込む設定なんだけれども、こんな感じで設定しておく

/etc/samba/smb.conf の設定

; security = user
security = share

...(中略)
[global]

dos charset=CP932
unix charset=UTF-8
display charset=LOCALE

...(中略)
[public]
comment = chlotho pubic
writable = yes
path = /var/shared/public
public = yes

"security = share"の行で、パスワード認証をしないゲストへのログインを許可する。
これが、書かれていないと、共有フォルダの設定で、"public = yes"なんて書いたところで、ゲストログインは行えない。

ちなみに、"security = user"を選ぶと、クライアントから与えられたユーザ名とパスワードをパスワードデータベースの内容と比較して認証を行う。

"[global]"のところでは、キャラクタコードの設定を行っておく。
これを忘れると、マルチバイト文字を含むファイル名が文字化けする。

"[public]"のところは、共有フォルダの設定。
この辺りは自分の都合に合わせて記述しておく。