プログラム用フォント『Ricty』をインストールしてみた
Ricty というフリーのフォントが使いやすいと耳にして、是非使ってみたいと考えたわけです.
惹かれた特徴をあげておくと
・ 半角/全角が 1:2 の比率になっている.
・ 全角スペースが視覚的に分かるようになっている.
といった感じ.
軽く使ってみた感じでは、かなり好印象.
フォントの配布形式が変わったらしくて、フォント自身の配布は中止し、生成スクリプトの配布のみに切り替えたようです.
「DLできね〜けどどうなってんの?」って作者さまに連絡させていただいた手前、軽くインストール方法なんかをまとめておこうと考えた次第です.
遊佐さま、お忙しい中素早いご対応ありがとうございました.
インストール時のポイント
基本的に公式のインストール手順を辿ればよい.
ポイント
・ 以前まではフォントの配布を行っていたが、スクリプトベースの配布となった
・ 要は自分で必要なフォントを落としてきて、ricty_generatorを通せばフォントを作ることが出来る
・ 生成前に、FontForge のインストールが必要.
・ Ricty の生成の為に必要なファイルは、Inconsolata.otf/Migu-1M-bold.ttf/Migu-1M-regular.ttf
FontForge のインストール
一次配布元
http://fontforge.sourceforge.net/ja/
トップページからは上手くたどれなかったので、sourceforge の中をうろうろしてさがした.
http://fontforge.sourceforge.net/ja/
結局、上のリンクから FontForge_intelmacX.4_x86-py23-20090914.pkg.zip を入手.
DLするとインストールが始まるので、全てデフォルトでインストール.
Inconsolata の入手
一次配布元
http://levien.com/type/myfonts/inconsolata.html
上のサイトから、[OpenType file] のリンクをクリックして、Inconsolata.otf をダウンロード.
Migu 1M の入手
一次配布元
http://mix-mplus-ipa.sourceforge.jp/
上のサイトから、[Download] - [Migu-1C-20110514.zip(約4MB) のダウンロード] とたどった.
zipファイルを解凍すると、必要としているMigu-1M-bold.ttf/Migu-1M-regular.ttf が手に入る.
Ricty生成スクリプトの入手
一次配布元
http://save.sys.t.u-tokyo.ac.jp/~yusa/fonts/ricty.html
Ricty の公式ページから入手出来る.
私が入手したのは、version 3.0.0
Ricty(フォント)の生成
Inconsolata.otf/Migu-1M-bold.ttf/Migu-1M-regular.ttf の三つのファイルを、落としてきた
ricty_generator.sh と同じフォルダに放り込んで、shell から次の様に実行.
> ./ricty_generator.sh ./Inconsolata.otf ./Migu-1M-regular.ttf ./Migu-1M-bold.ttf